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故宮博物院にやって来ました。 周囲は山で緑も美しく、そんな中にゆったりと作られた博物館、 借景も含め全体の作りは広く大きく立派だし、絵的には悪くないのですが、 なんかのっぺりした薄っぺらさが漂います。 突き当たりの、こちらの建物が博物館。 まぁ、これはこれでいいんですが、 コンクリートのただただデカイ中華風の建物といった感じで、 一国の顔ともいうべき別格的博物館にしては、新旧問わず「匠」を感じません。 空調が効いているとはいえ、文物保管に当たっては湿気対策が大変そう… チケット売場横にカフェ発見。 閒居賦 というお店です。 チケットだけ買って、入場する前にとりあえず一休み。 お宿から博物館入口までバスでずっと座ってきてて、全然疲れてないんですが、 どうもカフェ系見ると吸い寄せられます(笑)。 が、ここ、入口の感じとは裏腹に、大衆食堂並みのがさつさ落ち着かなさ。 しかも、鼎泰豊 同様、日本人客の扱いに慣れ過ぎてて「さばかれ」ます(笑)。 頼んだアイスコーヒーは、登場するまでにかなり待たされるし。 失敗です(笑)。 あとで知ったのですが、 展示エリア4階に「三希堂」というお茶店があって、 そちらの方が、静かでゆったり落ち着いていていい雰囲気でした。 次回以降は絶対そちらでくつろごうと思っています。 さて、展示の方の感想なんですが… 一番いいなぁと思ったのは、日本製の蒔絵の小さい箱でした。 まさか日本製があるとは思わなかったんですが、 おぉ!っと目に付いて、説明書を見てみれば… した(笑)。 昔は、本などで見て、すごいなぁ~と思っていた品々も、 私自身のものの見方が変わってきたせいで、あんまり感動もなく。 ここは、もっと若いころに見ておいたほうがよかったようです。 清朝期の展示品を見るにつけ、 やっぱ、ロクに文化もない成り上がりから始まって 最後までそこから抜け出せなかった北方の遊牧民族王朝だったんだなぁ、 列強進出時に中国が宋代の水準だったら、もっと違う結果だったんだろうなぁ などなど、 当時の両国の工芸品の状態から、 列強進出時の日本と中国とのレベルの違いのようなものを感じ なんか違うポイントからの鑑賞が続いたのでした。 清代の工芸品 と 同時期の日本の工芸品(これまで見てきたものを思い出して)は、 まじない的過装飾美 と ムダをそぎ落とした簡素な美 の違いがあり、 ちょうど、 縄文土器 と 弥生土器、 商の青銅器 と 周の青銅器 というような対照的なものでした。 造形というポイントからは、どれも見てて楽しいのですが、 それを生み出す社会水準的なものも結局のところ作品には出てきてしまうわけで、 どうしても最近はそっちの方を見てしまうのです。 昔、初めて北京の故宮へ行ったとき、 ホコリまみれのガラクタみたいな展示品が少しある以外、 あまりにも何にもないのにビックリした経験があるのですが、 そのとき、 目ぼしいものは全部、蒋介石が台湾に運んでしまってるから、 ここにはこんな残り物しかないんだねぇ、 いいものは全部台湾に行っちゃってるから、台湾の故宮はそれは素晴らしいよ と、世界中を旅している方から教えてもらい、 以来、台湾の故宮に行きたいと思っていたのですが、 ちょっと来るのが遅すぎたようです(笑)。 薄暗いし、妙にもったいぶった感じで、 展示物が思っていたほど多くなかったことが大きいんだとは思いますが、 北京と台北の両方を見てみると、結局、 北京故宮の、展示品ではなく建物を始めとした宮殿そのものが、 一番の見応えと迫力があったなぁ、と思ったのでした。 そういえば、こんな懐かしの給水セットがありました。 なにが懐かしいかって、矢印のとこです。 これ。 紙コップ。 ある年齢以上の方は分かると思いますが、 かつて、新幹線の車内にあった冷水器の水を飲むときの紙コップと同じ形です。 励みになるのでランキング参加中^^ 怪しいクリックではありませんので、よろしければクリックお願いします。
by xiaokobamiki
| 2009-08-30 03:09
| '09.7_Taiwan 台湾
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