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乗車券に、プラス「510円の指定席券」で乗れる列車、 もう一つのお気に入りになったのがこちら。 リゾートしらかみ。 秋田⇔弘前(・青森) を日本海沿いをぐるっと回って走ります(五能線ごのうせん)。 車窓の美しさを楽しむ列車のため、窓が大きい^^ リゾートしらかみは列車が3タイプあって、今回乗ったこちらは青池号。 そのほかに、橅(ぶな)号、くまげら号があって、どれも色が違います。 これに乗るべく、当日、「窓側希望」で指定席券を買おうとしたところ… 窓側だとボックス席で相席になりますが、よろしいですか? ぼ、ボックス席… ボックス席と聞いて思い浮かべるのは、もちろんこれ。 ここに相席… 普通のシートがいいんですけど… シート席ですと、窓側は全部埋まってますので、もう通路側しか残ってませんねー。 隣が空いているお席は、もうそのボックス席1席しかないですねぇ。 ボックスだと窓側で、向かいに人はいるけど、隣にはいないんですね? はい。 ということで、ガッカリしながらボックス席の指定席券を購入。 対応してくれた窓口の駅員さんから、 週末で当日に席があるのは運がいいですよ^^ となぐさめの言葉。 当日で余裕で買えると思っていたのに、 窓側がどうの、シート席がどうの、の次元じゃないのね。 夏場は、当日じゃ買えないくらい大人気なのだそう。 行き当たりばったりの私と違って、みなさん狙いを定めてきてるのね… あーあ、ボックス席かぁ… と乗り込んだところ、 なんと、これがボックス席車両。寝台列車みたい! この通路スペース以外はすべてシートスペースです。 そして。 え~~~っ! 半個室っ?!?! 席は、「イス」というより「ソファ」に近いサロン状態(笑) 。 リゾートしらかみのボックス席は、半個室でゆったり車窓を楽しむ車両だったのでした。 しかも、この席、昔乗ったヨーロッパのコンパートメントみたいに、 座席をスライドさせると、半個室全体が靴を脱いで上がれる縁台状態になるっ! 枕にもなる、取り外し可能な肘掛クッションもあるし、もう大名気分だわ(笑)。 残リモノニハ福ガアル 早起キハ三文ノトク 駅員さん言う通り、確かに運がいい^^ 私の席は、車両一番端の定員4人のボックス席でしたが、 他は、もっと広い、定員6人の席が続きます。 これが510円、シート席でも510円。 それってちょっと不公平な気が… まぁ、満席状態だったら、どっちもどっち って感じになるのかな。 リゾートしらかみに乗るなら、なんとしても ボックス席 がオススメです! 列車は、素敵な景色の中を進みます。 こちらは東能代駅。 リゾートしらかみが走る五能線の起点になる駅です。 ホーム待合室は、リゾートしらかみ・くまげら号をイメージ。 中も、車内をイメージ。 運転席までありました。 こちらは能代駅。 能代には、高校バスケットで強さを誇った高校があることから、「バスケの街」だそう。 ホームにはリングがあり、 シュートに挑戦してゴールが決まると記念品がもらえる、という企画がありました。 九州のお気に入り「いさぶろう・しんぺい号」は各駅停車で、 しかも、各駅で数分ずつ停車してくれましたが、 この「リゾートしらかみ」は、各駅停車ではなく、 また、東能代・能代でウロウロできる程度に停車した後は、 乗客の乗り降りにかかる時間しか基本的に停まりませんでした。 でも、その代わり、車窓がとにかく気持ちがいい^^♪ ラッキーなことに、今日も快晴^^ 本当にいつもいつも感謝です。 本当に天気が良く、 男鹿半島や北海道、半島からのミサイル対策で自衛隊が配置されてるという島まで見えました。 列車は、景色のいい場所は速度を落として、 のんびり、世界遺産・白神山地の麓の海側を進んでいきます。 リゾートしらかみが進むこの五能線は、 駅の数が多いので、各駅停車は難しいと思いますが、 「いさぶろう・しんぺい号」みたいに、停車駅ではできれば数分停まってほしいな って思いました。 駅によっては、駅長さんが乗客をお迎えしてくれるところもあるんですが、 客の乗り降りが済むと、あっという間にドアが閉まって出発 は、残念でした。 車内スタッフの話によると、日によってかなり違いはあるそうですが、 私が乗った列車は、ツアーのお客さんが多かったようで、 弘前・青森までずっと乗ってる人は多くなく、途中、白神山地周辺でずいぶん降りました。 また、途中から乗り込んでくるお客さんも、 あっという間にまた降りてしまう「体験乗車」的な感じで、 出発時は埋まっていた各個室も、途中からは空きが多くありました。 キップを買う時点で通路側しか取れなくても、空いてきたら自由がきく印象でした。 ちょうど稲刈りが始まっていました。 線路に人が入った ということで、1度、急停車的に停まったのですが、 聞いてみれば、 滅多に列車が通らない線路なので、農作業の人が線路を横切ることがあるそうで、 刈り入れ作業のこの時期、時々あるそうです(笑)。 岩木山が見え始め、列車が海沿いを離れ津軽平野に入っていくあたりから、 先頭車両で、津軽三味線の演奏が始まります。 津軽三味線に興味は全くナシ だったのですが、 実際に生で聞いてみると、これがすっごくよかったんですっ!! リゾートしらかみの「お気に入り確定」は、 ボックスシート&この津軽三味線の生演奏 でした^^ 津軽三味線生演奏のあとは、日によって列車によっては、 津軽の昔話を津軽弁で語ってくれるっていう企画もあります^^ 津軽弁での昔話が終わると、もうすぐ弘前です。 あ~楽しかった^^♪♪♪ とっても気に入ってしまったのでした。 リゾートしらかみ、オススメです^^ 乗るときはぜひぜひ ボックスシート で♪ 【関連エントリー】 リゾートしらかみ 励みになるのでランキング参加中^^ 怪しいクリックではありませんので、よろしければクリックお願いします。 * * * * * * * * * * 今のところは、「お気に入り」はこの2つだけですが、増えたらまたアップします^^ みなさま、お近くを旅されるときは、ぜひぜひ^^♪ もう1つのお気に入りはこちら お気に入りの列車(2) いさぶろう・しんぺい号 で、次は本題に入ります(笑)。 音を感じる(1) はじめに
by xiaokobamiki
| 2009-10-13 02:04
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