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このあとまた駅弁エントリーをしようと思ってるんですが、 駅弁エントリーに挟み込むような形でトイレ話、すいません(笑)。 ご存知の方も多いと思いますが、 中国では、小さい子供が穿くズボンは、股部分の縫い付けがされていません。 しゃがめば そのままパカッと開いて、即 用便可能体勢になります。 こんな感じ。 見づらいとは思うんですが、写真が写真なので。 本当は、全体像でもう少し大きな写真で出したいんですが、スイマセン。 この股割れズボン、『开裆裤(開襠褲/kaidangkuカイダンクゥ)』 という代物。 「襠」は「股」のこと、漢字源によると 「モモヒキの股の部分」。「褲」は、「ズボン」のこと。 まんま、股が開くズボン(笑)。 こちらも、わかりづらいかもしれませんが。 こっちの写真のものは、積極的にお尻部分が開いてるタイプ。 普通に立っている状態でも、後姿は写真のようにお尻の割れ目部分がむき出しになります。 でも、どっちかっていうと、 地域的な「好み」もあるとは思いますが、 立っている状態では、股割れズボンとは判らない、 股部分の縫い付けをしていないだけ のタイプを穿いていることの方が多いと思います (季節にもよるのかも)。 もちろん、男の子も女の子もおんなじ。 このスタイル、下着はつけないんですよね。下半身は股割れズボン1枚だけ。 寒い時期でも、私が訪れたエリアについては、年中おんなじ。 変わるのはズボンの素材のみ(笑)。 当の子供は、用便時以外でも普通にしゃがんだりしてるし、 常に半ざらしでスースー風が抜けて、お腹壊さないのかなぁ…って どうしても気になりました。 中国って、近代化以前の姿が何気ないシーンによく残っていて、 個人的にはすごく興味深いんです。 こう言うと「近代化以前=未開」って視点しか持たない大半の中国人は怒りそうですが。 日本でもパンツはくようになった歴史って浅いし、それ以前はパンツ穿いてなかったわけで。 そういう過去がリアルに見られる。 でも、今、こういうのが急速に消えていってて、個人的にはすごく残念なのです。 この股割れズボンも、上海クラスの都会だとあんまり見かけません。 いても たぶん、出稼ぎ地方出身者の子供とか、田舎からの国内観光客なんじゃないかなぁ。 私が旅するエリアでは、もちろん股割れの方がデフォですが(笑)。 先のエントリー の食堂の床で用足しした子供も、これを穿いていたわけです。 日本だと、子供のおトイレってなると、 まず前段階として、トイレにたどり着くこと&ズボンや下着を脱がせる という儀式がセットであるわけですが、 中国だと、その前段階がなく、 便意をもよおす(日本的言い方だと「トイレ行きたい」) = しゃがむ = 完遂 。 原点が、どこでもトイレ、なのです(笑)。 それにしても、先エントリー、 2~3メートル先は何にもない山奥の寒村の土道、なんですよね。 ( こんなところ ) 日本人なら、なんでせめてそこまで行ってしないかなぁ と思っちゃうと思うんですが、 いろいろトイレ事情を観察するうちに、 衝撃から生じるそんな疑問も湧かなくなってきます(爆)。 励みになるのでランキング参加中^^ 怪しいクリックではありませんので、よろしければクリックお願いします。 トイレ話は下の "Tags" の "トイレの話いろいろ" をクリックすると一覧が出ます。
by xiaokobamiki
| 2010-05-25 21:04
| 過去旅_China 中国
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