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上野の国立博物館でやってる「空海と密教美術展」、 とりあえず見とくか くらいの低いテンションで見たんですが… これが予想に反して、素晴らしい展覧会だと思いました。 どうせ展示物は 仏像と書と法具と曼荼羅 でしょ… 見るまでのテンションはこんな感じ(笑)。 もともと、仏像とか書とか法具とか曼荼羅は、 興味もなく、いつも ふーん… で、さーっと通り過ぎてしまうモノばかりなので。 ところが、実際に見てみると全然全然。 初めから終わりまで夢中で見てました。 空海筆の巻物なんて、隅から隅まで貼りついて見てました(笑)。 で、この展覧会の個人的特筆は、見終わったあと。 展覧会を見たというよりも、信仰活動をしてきたような、 寺社など宗教施設で充実した時間を過ごしたあとに感じるような 清清しい感覚で博物館を後にできる、という、 なんとも経験したことのない充足感を感じます。 大した信心もなく、盛り上がらない気分でとりあえず見とくか、で臨んだのに、 参観後のあのすがすがしい気分、一生懸命見るほどにすがすがしくなってく気分。 この、なんともいえない引き付け感が、空海のすごさなのかな、 今に至るまでお大師さんとして多くの人々をひきつけ続ける理由のひとつなのかな、とか それとも、 千年を越えて伝えられてきた文物の状態の良さ、 つまりそういう状態で伝えてきた人々の思いの集積がこういう気持ちの作用を呼ぶのかな、 とか、いろいろ感慨深いものがありました。 全ての人が同じように感じるかどうかはわかりませんが、 信仰心の有無とは別に、 思わず展示に引き込まれたら、そうしたものを感じてしまう、 そんな展示内容だったと思います。 興味ある方は是非。 個人的には超オススメ。 こんな感覚になる展示、そうそうないと思います。(ちなみに私は初めてです) ただしチケットは当日券で1500円します、これがネックなんですよね。 また、私はこういう感覚を感じましたが、 全ての方が同じような満ち足りた感覚を覚えるかどうかはわかりません。 ちなみに、一通りの参観後、戻って、閉館ギリギリまで特に貼りついて見てしまったのは、 若き空海が書いた巻物「聾瞽指帰(ろうこしいき)上巻」と 空海所持が伝えられる法具「飛行三鈷杵(ひぎょうさんこしょ)」。 「聾瞽指帰(ろうこしいき)」については、 書をあんなに本気で集中して見たのは初めて(笑)。 すっかり引き込まれ、 長く広げられた巻物を張り付くように隅から隅まで見てしまいました。 美しいのに、流れるようにしなやかで、しなやかなのに芯があって、力強くて。 空海は、「弘法にも筆の誤り」のことわざで知られるように、 古来、能書家としても知られているわけですが、 私自身は、字の上手いヘタもさることながら、 字が作り出す、全体の流れとかの力強さや美しさなど 「書面全体」に引き付けられました。 「聾瞽指帰」についてはもう少し書きましたので、 「飛行三鈷杵(ひぎょうさんこしょ)」については、 理屈はよくわかりませんが(笑)、引き付けられるものがありました。 「聾瞽指帰(ろうこしいき)」は、 上巻下巻が替わりはするものの、開催中を通じて展示されるようですが、 「飛行三鈷杵(ひぎょうさんこしょ)」は 8/11(木)までの展示のようで、 それを知って慌てて今回のエントリー となりました。 (ホントはエントリーしないか、してもずっと後になる予定でした) 空海に関心のある方、信仰対象として関心のある方は特に、 8/11まで公開の「飛行三鈷杵(ひぎょうさんこしょ)」は必見の気がします。 理由はよくわからないんですが(笑)、そういう何かがあるように思いました。 でも実際見てみて何も感じなくても私は責任持ちません、予めご了承を^^ 空海と密教美術展 公式サイト http://kukai2011.jp/ 国宝重要文化財率 98.9% だそうです。 個人的な反応はエントリー通りですが、 一般的な目玉は、仏像曼荼羅の方? ちなみに仏像曼荼羅に限らず、展示の仏像群には 癒しのような落ち着いていくものを感じました。 ライティングがいいのかな。 ランキング参加中。 よろしければクリックで応援お願いします^^
by xiaokobamiki
| 2011-08-07 19:56
| 日々いろいろ
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