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中国の内陸部を旅していたとき、 たまに口にしたものに、「ラオザオ」というフルーティな香りのお米の発酵物がありました。 例えば、こんな感じで出てきます。 茹で汁で割ったラオザオに白玉団子を浮かべた「湯円」という大好物の甘味。 白玉の茹で汁に白玉が浮いているのが一般的なスタイルなんですが、 このエリアでは、ただの茹で汁ではなく、ラオザオ入りでした。 これ何? お店の人に聞くと、「ラオザオ」、お酒だとのこと。 お酒、一口でもダメなんです、と言うと、 お酒だけどこれは大丈夫だから、と言われ、 泊まってるお宿だったこともあって、すぐに部屋に戻れば大丈夫かな、と食べてみることに。 すると、これ、確かにお酒なのはわかるんですが、 体はあったまるのに、 顔が赤くなるとか脈が速くなるとか気持ち悪くなるとかの、 普通アルコールを摂取した時に出る症状は全くナシ。 しかもフルーツみたいに香りがいい。 初めは怖々だったんですが、勝手がわかってくると、お気に入りになりました。 甘ったるさは全くなくて、とにかく香りがいい。 帰国後、ラオザオの香りが懐かしくなって、 材料は米だったはず、どの食堂でも簡単に作ってたってことはうちでも作れるはず、 と、「ラオザオ」を辞書で引いてみると… 「もち米で作る甘酒」、らしい。 なーんだ、日本の甘酒とおんなじだ。 甘酒って甘くてダメだけど、ってことは、普段目にする甘酒は加糖してるに違いない。 と、張り切って甘酒を作ってみたものの、出来上がったそれは、やっぱり甘すぎて飲めない。 ラオザオとは全然全然全然違う。あーあ。 今度中国の内陸行ったら、ラオザオの作り方教えてもらおう。 ラオザオ作成キットとかがスーパーで売ってたら買ってこなきゃ。 など、以来思っておりました。 さて。 そういうことで、お酒は全く飲めないので全て断るのですが、 奈良の大神神社で、さすがに断れないなぁ…の状況でお神酒を飲む機会がありました。 ところが、これがなんとラオザオの香り。 米粒が混じってて、まさにラオザオ! 飲んだ後の感じも、これこれ!これなら飲める!でした。 日本でも、ラオザオみたいなお酒があるんだ… しかも、神社のお神酒で出るってことは、 古式ゆかしい昔からあるタイプのお酒らしい… 作り方知りたいなぁ。 反応が鈍いので、ここでまた何年か経過…(笑) その後、 神社ではなく地元の酒屋さんで作っていると知り、遅ればせながら酒屋さんへ。 そこで、求めているラオザオ風のお酒は、「どぶろく」であることが判明。 調べているうちに、いつのころからかそんな気はしてたんですが、やっぱり(笑)。 私好みの、なおかつ、唯一飲めるお酒は「どぶろく」だったのでした~^^ ワインとかのおしゃれなお酒を語る世間と逆を向いておりまする(笑)。 でも「どぶろく」って、言葉では知ってても見る機会ないですよね? 製造できるところも限られてるようだし。 お酒飲む人は目にする機会もあるのかなぁ。 そしてその酒屋さんで、 神社に納めているものと同じ作り方をした「どぶろく」が冬場だけ買える、 と教えてもらいました。 そういうことで、冬場の今回、 念願のどぶろく~^^♪ お米を発酵させただけの状態を瓶詰めしているので、 お米が下に沈んでいます。 これを濾したものが、普段目にする日本酒(清酒)のようです。 この「どぶろく」と「清酒」とでは製造免許が違うそうで、 清酒の免許しか持っていない酒造ではどぶろくは作れず、 必ず濾さなければならないようです。 なので、白濁したお酒「濁り酒」の名で売られていても、 どぶろく免許を持っていない酒造が作ったものは濾したタイプ、 免許を持っているところだけが、 画像のような濾さないタイプの、いわゆる「どぶろく」を作れるようです。 注意書き。「本当に気をつけてください」。 本当に気をつけなきゃいけないらしい… 栓をカチッとわずかにひねったところ、炭酸がものすごい勢いで出て、 下に沈んでいた米粒が上がってきました。 シュワシュワしてます。 飲んでみたところ、やっぱり香りがいい^^!つぶしたイチゴのような香り。 冷たいお粥といった感じの見た目で、飲むとパチパチと炭酸がはじける日本酒。 以前お神酒として飲んだときには、 炭酸は飛んでいてパチパチ感はなかったような気がするのですが、 封を切った直後だと、こんな感じなのねー。 お酒としては、 発酵が進んでいるのか、ラオザオよりもはるかに日本酒に近い「お酒」でした。 好みとしては、こんなにお酒お酒してなくていいんだけど。 香りやパチパチ感はいいけど、発酵自体はもっと浅い方がいいなぁ。 でもやっぱりおいしい、これなら飲める^^ ←1口2口飲める程度で一気にこの発言 開封後、冷蔵庫に入れていたものの、 瓶を開けるたびに炭酸が抜ける音がして、 日に日に発酵が進んで、お酒度が増していきます。すごい。 注意書きに「生きたお酒」とありましたが、ホントその通りです。 発酵し続けて刻々と味が変わっていくのがわかるお酒って、すごく新鮮です。 そして、いつまでも嗅いでいたくなるような香り。 本当にフルーティですよ^^比喩ではありませぬ。 今西酒造㈱ 奈良県桜井市三輪 応援クリックありがとうございます!励みになってます^^ 2つのブログランキングに参加中 ↓ にほんブログ村 旅行・観光 ブログランキングへ
by xiaokobamiki
| 2014-01-22 20:20
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