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長谷川等伯の松林図屏風が、上野の東京国立博物館で展示されていたので、 最終日の今日、見に行ってきました。 1年前にも展示があったので見に行って、 今年もあったのでまた行った次第。 何度見てもいいです^^ この絵には「時代」がなくて、 墨で描かれたモノクロのはずなのに色を持っていて、 のみならず、音や空気までもが絵の中にあって。 で、それは絶対、実物を見ないとわからない。 去年のエントリーであつーく語っておりますので、興味ある方は上のリンクを覗いてみてくださいな 何度見てもいいのです^^ 絵画は、照明の光で傷むのでそうそう展示されるわけではなく、 展示されても展示期間は短く、いつ行っても見られるというものではありません。 見られるときに見ておく、なのです。 今年の展示期間は長くて、1月2日~26日まででした。 そう、今日でおしまい。もう終わってしまいました。 毎度毎度終わる直前に行って(そこまではいい)、 ブログには書く(これもギリギリなんとかOK)、 しかも内容は「良かったーおススメー是非行ってねー」 (こんな間際に言われて行けるか、です)で全然お役に立たないんですが、 今回は違います。ちょっぴりお役に立ちます、たぶん。 松林図屏風は「国宝室」と名付けられた部屋で展示されていたのですが、 その国宝室のこの先の展示予定の中に、再び「松林図屏風」発見~^^! 来年、2015年1月2日~12日まで、再び松林図屏風が展示される予定。 ずいぶん先ではありますが、興味ある方、ぜひぜひ覚えておいてくださいねー^^ この展示は、特別展ではなく、通常展示の中の1つなので、 特別展のような、黙々と列について立ち止まらずに進む、というようなことはありません。 その場で好きなだけ見ていられるし、フラッシュ無しならご覧のように写真も撮れます。 絵の見方感じ方は人それぞれ、ではありますが、それは十分わかっておりますが、 もし、見てみて、「ふーん。これのどこがすごいの?」と思ってしまったら、 ぜひ同じ階や東洋館に展示されている数々の水墨画を見てみて下さい。 上手い下手の比較ではなく、水墨画の一般的イメージがなんとなくわかるはず。 または、松林図屏風は今から400年以上前に描かれた絵、 ということで、同じく、館内で同時代の絵画をいろいろ見てみてください。 その時代の絵画の一般的なイメージが何となくわかるはず。 そしてもう一度戻ってこの絵を見ると、少し印象が変わるかも。 (そんなの十分わかってるけど別に何にも思わない、の方もモチロンいらっしゃると思います) 興味のある方、前々から見てみたいと思われてる方、 鬼は笑いますが来年年明け早々です、ご参考に^^ 【関連エントリー】 ・・・と ここでエントリーは終わりのつもりでしたが、1つ思い出した。 私にとって、今年ダントツ一番で楽しみな特別展~^^ 「キトラ古墳壁画」! 同じく東京国立博物館にて、2014年4月22日(火)~2014年5月18日(日)の期間で、 「キトラ古墳壁画展」があります。 キトラ古墳の壁画が東京に来るー!東京で見れるー!です (まるで現地では見たかのような書き方ですが実物まだ見たことないです・笑)。 東京国立博物館のサイトにあった紹介文を引用 奈良県明日香村のキトラ古墳(特別史跡、7世紀末~8世紀初め)の極彩色壁画を、特別公開します。「四神(ししん)」のうち白虎(びゃっこ)・玄武(げんぶ)・朱雀(すざく)、「十二支像」のうち、獣の頭に人の体を持つ子(ね)・丑(うし)を展示します。 昨秋にこの特別展開催を知った時には、ビックリすると同時に半信半疑でしたが、 ホントにこちらに持ってくるんですねー。 東京で見られる最初で最後のチャンスっぽいですよね。 まぁ明日香村(奈良県)まで行けばいいだけの話ではありますが、 そうなると関東住みとしては、ものすごーくハードルが高くなるわけで。 楽しみ~^^ 複数回行きそうな予感(笑)。 東京国立博物館のページ いつもありがとうございます^^励みになってます 2つのブログランキングに参加中 ↓ にほんブログ村 人気ブログランキングへ
by xiaokobamiki
| 2014-01-27 02:30
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