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音を感じる(1) のつづきです。 津軽三味線が呼び起こした、私の中の記憶の音。 それは、パキスタンの チュプルサン という村で聞いた音でした。 ( googlemap にも手持ちの地図にも一切載ってないので、「この辺」って感じです) チュプルサンは、 アフガニスタンのワハンコリドー(WakhanCorridor ワハン回廊)に近い山の中。 南北約15kmのワハンコリドーを抜けると もうタジキスタン、というところ。 こんな感じの道を こんな感じで進んでいくと たどり着きます。 同じエリアの同じような山の中でも、 フンザ よりもどことなく中央アジア的遊牧的な民俗を感じるところで、 パキスタンにいる というよりは、中央アジアの山の中にいるという印象でした。 お世話になった宿は、限りなく民家で、 地域の伝統的なスタイルの家屋 ( 参考:場所が違いますが、こんな感じ )。 壁には、こんな感じで使い込まれてる民族楽器がいろいろあり、 オーナーの友人たちがやって来ては、 部屋の真ん中のストーブを囲んで演奏や踊りとなりました。 こちらは、そんなひとコマです。 正直なところ、この弦楽器の名前を忘れてしまったのですが、 ネットで調べたところ「ラバーブ rubab」のようなので、そのようにタイトルを付けてあります。 音が、なんとなく津軽三味線に似ていると思いませんか? (映像はずっと同じなので、「見る」ではなく再生して本文読みながら音を流していただければ) 一日の大半は停電のため、ランプが唯一の明かり。 飲食店はもちろんのこと、酒もタバコもなければ商店もない村の楽しみは、 自分たちが奏でる音楽と踊り。 ランプが1つともるだけの部屋に流れる、単調な太鼓の音と哀愁ある響き。 私が、この村に中央アジアを感じたのはたぶん、 こうした、ここで耳にした音楽によるところが大きいんだと思います。 山奥のなんにもない村。 パキスタンのアフガニスタンに近い山あい一帯は、どこも同じ感じなのですが、 人々が楽しそうに踊る踊りも単調。 いつも、原始的な踊りだなぁ と思う私。 音楽(上の動画はちょっと別ですが)も、 哀愁感漂う単調な太鼓の音、意味もわからない現地語の単調な歌。 私が知っている、「メロディ」といえるような「調べ」といえるようなものには程遠い「音」。 これでも、彼らは楽しいんだよなぁ と思う私。 日本で自然に身についた、音楽や踊りを楽しむ感覚で見る限り、 そうしたものを感じてしまうにもかかわらず、 一方で私は、こうした彼らの「音」が嫌いではありませんでした。 「嫌いではない」 というより、 その同じ空間に身を置いて、ひざを抱えながら、 演奏する彼らやその音楽や踊りを見ているのは、とても好きでした。 今思えば、私はこれらの音楽を、 普段聞く音楽とは違う感覚を使って聞いていたように思います。 列車の車内で演奏される津軽三味線を聞いたとき、 チュプルサンで聞いたこの哀愁ある中央アジア的音の記憶がよみがえり、 それをきっかけにして、これまで旅先で流れていた記憶の中にある音が 一気に「音楽」として私の中で一つのつながりを作り始めたのでした。 つづく 音を感じる(3) 理論と感覚 励みになるのでランキング参加中^^ 怪しいクリックではありませんので、よろしければクリックお願いします。 はじめはこちら 音を感じる(1) はじめに
by xiaokobamiki
| 2009-10-15 02:54
| '06秋_Pakistan パキスタン
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