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2006年の話です。 張掖 の地図の使いまわしでスイマセン(笑) 敦煌は甘粛省の一番ウイグル自治区寄りにあります。 世界遺産・莫高窟(ばっこうくつ)で有名な敦煌をあとに、 列車で新疆ウイグル自治区ウルムチへ向かいます。 敦煌の町から、鉄道の最寄り駅・柳園までは約130km。 ミニバスで20元。 こんな道を進みます。 ミニバス(ボロバス)と思ってたのに、実際来たのは中国産のワンボックス。 一見すると、日本車のワンボックスみたいに見えるんですが、乗り心地は全然全然。 しかも、定員オーバーの詰め込み状態。 なんとかフロントガラス越しに景色を撮ろうとするも、見事にダメ。 車のサスの問題だと思うんですが、 どんな道走ってんのよ!?ってくらい揺れて、全然うまくいきませんでした。 こんな感じでボケボケ。 見た目なんてことない道でしょ? でも、ここを中国車が走るとスゴイんです(笑)。 中国の移動は日々これ、 道は、日本車感覚で見ると、さほど劣悪というほどヒドくないところでも、 爆撃跡だらけの道を走るような揺れが体験できるのです(笑)。 当時は、新しい車はサスが韓国車風に変わってきていて、 揺れの種類がこれまでとはちょっと変わってました が。 でも、どっちも、衝撃の伝わり方が違うだけで、衝撃自体は吸収しないタイプ(笑)。 新旧関係なくひどいんですが、どっちがマシかといえば、 個人的には、戦場を進むがごとくの、 気持ち悪くなるスキもない これまで通りの揺れの方が好みです。 敢えてどっちか選ばなきゃならないんなら…の話です(笑)。 舗装したての部分で撮ったこれが、 2時間弱の道中で唯一のまともなフロントガラスからの画像(笑)。 こんな道を… というより こんな車で、2時間ほどかけて進みます。 柳園駅着。 夕日に輝く ミニバスだと2時間 と聞いていた道中でしたが、 ワンボックスだったので、それよりもかなり早く着きました。 スピード出しすぎなんだよねー。 何かあったら…なんて考えて運転してないんだもん。 個人的には、だからミニバスがいいのです(笑)。 敦煌への最寄駅ということで、 駅舎は、敦煌が誇る世界遺産・莫高窟の壁画がデザインされていました。 こちらは駅の待合室です。 中国では、勝手にホームには行けません。 列車の時刻が近づいて改札が開くまで、こうして待合室で待ちます。 昔は、もっともっと薄汚れてて、電灯も切れっ放しで薄暗くて、汚くて、雑然としてて、 大きな荷物が一杯あって、客も床も何もかもがみんな汚くて… のカオスでしたが、 すっかり小ぎれいになって、つまんなくなりました(笑)。ラクではあるんですが。 あの、汚い中にも郷愁というか哀愁というかが漂う雰囲気、好きだったんですよね(笑)。 こちらの待合室には、 シルクロードをイメージした、壁画風の絵が飾られていました。 改札が開いたのでホームへ。 こういう景色がいいんですよね~^^♪ 大陸中国ならでは。列車ならでは。 別の用事で列車の画像を探してたら、こんな画像発見、 すっかり行きたくなってしまい、前後の脈絡なくエントリーとなりました^^ 最近は、大きな駅、都会の駅は、味気なくなってしまいましたが、 地方の駅は、大陸中国ならではの雰囲気が健在です。 もう夜の9時近いんですが、 中国全土、北京を基準とした時間なので、 西のはずれの方に来ると、かなり遅い時間まで明るさが残っています。 ホーム。 この表示、いい雰囲気です^^♪ ホームのこの薄暗さといい、いいでしょ^^ … とやっていたら、 列車が入ってきました。 いいでしょ、いい雰囲気でしょ~^^♪ 中国の列車って、長いので、歩くのが大変なんですが、 でも、長い列車って、風情も雰囲気も迫力もありますよね。 日本でも、地方に行くと、使われなくなった長いホームを見かけたりするんですが、 かつては、やっぱりこんな感じの長い列車が走ってたんでしょうか。 こちらの列車で、新疆ウイグル自治区のウルムチへ向かったのでした。 今回はベッド(hard sleeper)のきっぷが取れました^^ ちなみに、つづきはこちら。 柳園→ウルムチ
by xiaokobamiki
| 2010-10-28 01:15
| L 甘粛省_Gansu
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