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ホントは昨日(6/30)のうちにエントリーしたかったけど、間に合わなかった…(笑) 昨日は6月30日。一年の前半の最終日。 「夏越の祓え(なごしのはらえ)」の日です。 年に二度、 6月と12月の末日に、災いや穢れを祓う「大祓(おおはらえ)」の神事があって、 6月末日の大祓は「夏越の祓え(なごしのはらえ)」と呼ばれています。 大祓では、紙で作った人形(ひとがた)で体をなで、 自分の穢れや災いを人形に移して流す、ということが行われるようです。 (私は夏も大晦日も神社で人形を経験してるので、一般的にそうなんだと思ってます) 夏越の祓えでは、それに加えて、神社に茅の輪が設けられ、 人々はその茅の輪をくぐって無病息災を祈ります。 で、この夏越の祓えの日に食べる習慣があるのが 「水無月(みなづき)」という和菓子。 私は知らなかったのですが、 鶴屋八幡で和菓子を買ううちに、この習慣を知りました。 以来、毎年楽しみにしています。 特に味が好きというわけでもないんですが(笑)、 これからいよいよ暑い夏が来るんだわ~ みたいな季節の区切りを感じるというか、 梅雨の湿度が高くてスッキリしない中で、 その先にある夏がもうすぐそこに来ているのを認識する儀式というか、 その感じが、とても好きなのです。 夏越の祓えの日に水無月を食べるのは、 どうも京都あたりの習慣のようです。都の習慣ですね^^ 信心が厚いわけでもない私としては、 この水無月を楽しむために茅の輪をくぐりに行くような感じです(笑)。 でも、生活の中にこういう伝統が入るのって、なんだか気分が落ち着きます。 ということで、昨日6/30に、茅の輪をくぐって水無月を買ってまいりました^^♪ 普段は、自宅用なので包装は断るんですが、 今回はお取り置きだったので、こんな感じで包装されていました。 もったいないのはもったいないんですが、 久々にこうして手を抜かずに丁寧に包装されたものを見て、 やっぱりこういう日本的なものはいいなぁ と思いました。 かつては、モノを買うと何でもこんな感じでしっかりと包装されていた日本も、 資源保護とか環境への配慮などの掛け声の中でどんどん簡易になっていきました。 また買う側も、どうせ自宅で自分が消費するんだから、と こうした丁寧な包装を辞退するようになって (私なんか本当に早い時期から強く断ってた、原理主義者みたいなクチですw)、 そういう流れになってもうずいぶん経つわけですが、 そうした中で、こういう包装にも手を抜かなかった「かつての日本」に行き当たると、 やっぱりいいなぁ と思ってしまいます。 ただ包めばいいというのではなく、紙もちゃんとしたものを使い、 折り目正しくといった感じで美しく包装するって、そしてそれが当たり前だったって、 この文化なんとか維持できないかなぁ と、思わず。 包みを開けると、 箱にもさらに、ノシというか飾りの紙が掛けられてます(笑)。 箱に紙をかけること自体もそうですし、 飾られている紙がまた美しさと季節感が漂う凝り方で、これまた「日本」です。 で、中はこう。 これが水無月。 もう少し雰囲気よく撮ればいいものを…w 葛を三角形に切ったもので、上にはアズキが敷かれています。 なんでも、昔はこの時期に、 冬に貯蔵しておいた氷を氷室から出して食べる習慣が支配層にあったそうで、 この水無月は、氷が食べられない庶民がそれを真似て氷を模したものだとか。 三角形の葛は氷のかけらを表していて、アズキは邪気を払う意味があるそうです。 節分の豆まきもそうですが、豆が邪気を払うって発想、とっても興味が湧いてきます。 私は、アズキは、氷室から出した氷に付いた、 おがくずとか枯葉とか土とかを模したものなのかな と勝手に思ってたんですが、 「邪気を払うため」という昔の人々の祈りのような美しい発想を聞くと、 自分の、夢のない想像力というか現実的過ぎる発想に笑ってしまいます。 蒸し暑くてどんよりした中、茅の輪をくぐりに行って、 この地味な和菓子を買ってくる、 この組み合わせがまた季節感といった感じで、とっても楽しみなのです。 ランキング参加中。 よろしければクリックお願います^^
by xiaokobamiki
| 2011-07-01 00:51
| 日々いろいろ
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