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弟が、子供が本を読むように仕向けたい、一般的なところを少しでも読んでおかせたい、 ということで、 とりあえず最初の一歩ということで実家にある本から持っていくことになりました。 今どきの本、買うと高いからねー。 行き足がついたら勝手に自分で買うなり借りるなりするようになるだろうから、 まずはそこに誘導すべく、ということらしい。 初期投資がそれでいいのか(笑)?って思わず思ってしまいましたが、 そもそも全く本の方向を向いていない、となると、 ある程度の量の中から本人がピンと来るものを選ばせることになる、 確かに本屋で揃えたら、たとえ古本だろうと結構な額になりそうですよね。 で、それだけ投資したところで、 本人が本に興味を覚えて読書好きになる可能性はたぶんあんまり高くない(笑)。 子供のいないワタシ的には、ゲームの本でも雑誌でもマンガでも、 興味があって自分から読むものがあるようなら何でもいいのでは? と思っちゃうわけですが、親立場になるとそうも言ってられないんだろうな。 でも、実家にある本で生徒向けって、私や弟が10代のころの本なんですよねー。 つまり。経年でページも焼けてるし、なにより活字の感じがイマドキの本と違う。 かえって格調高い本嫌いになっちゃうんじゃないかなぁ… など思いつつも、親のところを漁ってまいりました。 探してみるも、大半を処分したようで、 残りからそれっぽいものを拾い出すと、大した量はありませんでした。 入れてある箱、またスーパーのダンボールで工作しちゃった(笑)。持ち運びもバッチリ^^ 頼まれてもいないのにねー。 趣味:ダンボール工作 って勢いですが、マメに作るわりには箱しか作れません(笑)。 文庫本ですが、弟希望の文学的推薦図書的な位置づけのものにしましたが、 それだけじゃなんか不発に終わりそうな。。。(笑) だって、私が10代のころ面白いと思わなかったのに、 それからウン10年後の子が面白いと思うとは、とてもとても思えず。 面白いと思わなかった、というのは極端ですが、 確かに全然面白いと思わなかったものもあれば、 そこそこ面白かったけど「ふーん」的な冷めた気分というか。 読んだ後は何にも残ってないし、あっという間に忘れてしまう、そんな程度。 なので、その他のものも独断で入れてみました。 普通に考えて、この中で、 もし手が伸びて真剣に読んでくれることになるとしたら、 外観も最近のものに近い「竜馬がゆく」ですよね、きっと。 私は読んだことありませんが、 これにはまって坂本龍馬信者になった男の子を何人も知ってるし(笑)。 落合信彦とかは今どきはどうなんだろ?とわからないながらも、1冊あったので投入。 あとは、 個人的にすごく面白かった「大地」。これもわが独断で入れておきます。 今読んでも面白いと思うかどうかはわかりませんが、当時は本当に面白いと思ったので。 ちなみに、ほかに「面白い!」の文句なしの読後感があったのは、 「アンナ・カレーニナ」、「風と共に去りぬ」かなぁ。 これも、今読んで面白いと思うかどうかはわかりませんが。 昔は、自分が余暇で読む本は全て買っていて、 しかもハードカバーは買わずに必ず文庫本だったので、文庫本大量にあったんですよね。 でも、どんなに面白かった本でも絶対2回は読まないので、 一念発起で全部捨てちゃったんですが、 こんなことになると、あの大量の文庫本があったらなぁ…と残念だったり。 こうやって書くと、文学少女と思われそうですが、ちょっと違います。 当人は、読めれば何でもいい、って感じで、特にこだわりがない。 目の前を飛ぶものをとりあえず片っ端から捕獲するカエル同様、 目の前にあるものは何でもとりあえず読んじゃう、そういうタイプでした。 小説など文学系でも雑誌でもマンガでも中吊りでも取説でも時刻表でも地図でも、 あればなんでも片っ端から熟読する、 文庫本終わりにある解説も当然熟読する、そんな感じ(笑)。 だからなのか、「文学作品」という括りで見るとかなーり冷めてると思います。 ところで、 昔は文庫本、こんなに安かったんですよー。背表紙の一番下にある数字が値段です。 芥川龍之介「羅生門・鼻」160円(笑)。 時代が違う、って思うかもしれませんが、 当時でも「安い」って思いました、稼ぎのない10代でも。 昔、昔、と書いていますが、最近は本はほとんど読みません。 なんかね、いつの間にか、書いている人のものの考え方とか人物像みたいなものまで 文章から見えてくるようになって、純粋に文章が楽しめなくなっちゃったんですよね。 そのほか、体のいい宣伝、妙な煽り、見方変えれば新興宗教みたいなもんだなぁ、 などなど、文章そのもの以前にいろいろ気になっちゃって、 読むのがしんどくなってしまった次第。 なので最近は、本を読むといえば、 地図とか時刻表とかの無機質なものか(笑)、あとは古典の原文がほとんど。 古典は、若いときにはその深みが全然わかりませんでしたが、 年齢が進むことで、その深さに吸い込まれました。源氏物語とか平家物語とかね。 商業的な宣伝各種の中で人々が読んだのではなく、 長い年月の中人々に支持されて読まれ続けてきたことで今も残っている、それが古典。 本当に奥が深くて、表現の仕方やものの考え方のバランス力など、 読むほどに余韻が出てくる、そんな感じです。 これまで読んできた本では決して2度目を読むことはありませんでしたが、 古典の原文だと、意味がわからないこともあって、 何度も何度も何度も読めて、たぶんこの先も何度も何度も何度も一生読める、 こんな奥深くて面白い本はない、って感じです。 まだ読んでないものもいっぱいあるので、 読書的にはそういうことで、この先全く読むものには困らなさそうです。 例えばこちらは、ワタシ的一生モノの古典の1つ「日本書紀」。 古典「文学」とは違って、ある時点での「日本の歴史書」的な内容なのですが、 これはこれでものすごーーーーーく面白い。 謎解きもできるしね。(まぁ一生かけても解けませんが) 古事記や源氏物語、平家物語なんかと違って、日本書紀の現代語訳本はないと思うので、 本当はこんなにおもしろいんだよーと、 「気持ちで読む日本書紀」って感じの超意訳をエントリーしていったら、 確かに面白い!と共感してくれる方チラホラのはず、と思ってる、そのくらい面白いです(笑)。 それはともかくとして、 この岩波本の「日本書紀」、校注の質の高さと読み応えが半端ない。 こうした古文で書かれた古典モノについては、 原文をすらすら理解のもとに読めるわけではないので、 理解の手助けとなる校注の、量はもちろんのこと、質の高さがものすごく大切なんですが、 これは本当に素晴らしいです。 こういう質・量の注が付いた古典作品の本は、本当に繰り返し繰り返し読める一生モノ、 普段、本に感じる「高いなぁ」も、こういう本には感じません。 なんか、長いし、どんどん話がずれていってますが… これ読まれてる若い方がいらっしゃるようでしたら、 本は、文庫本は特に、若いうちにいっぱい読んでおいた方がいいですよ~。 というのも、40代半ばくらいから老眼が始まったんですが、 老眼が始まると、文庫本が物理的に読めなくなってきます(笑)。 私は近眼なので、まだ裸眼だと普通に読めるのですが、 コンタクトやメガネをつけた状態で読むとなると、結構しんどく、 読書時に発揮するはずの集中力もさっぱり。 入り込めないので、もう面白いとか以前の問題になってきます。 片っ端から何でも読んでいた時代から、 選択という自分の意思でわが読書が古典の原文に行き着いたのは、 これまでにいろんな本を読んできたからだと思ってます。 古典原文にたどり着くのがいい、という意味ではなく、 自分なりの、自分だけの読書の楽しみ方にたどり着ける、という意味で、 読めるときに本をいっぱい読んでおくのは悪くないと思うのです。 そしてその際、 やっぱり昔(近代文学)の有名な作品はある程度読んでおいた方がいいと思います。 ちゃんとした日本語、ちゃんとした日本語表現、過不足ない表現、に触れる意味でね。 実家の古本を漁ったところから話はずいぶん離れましたが。おわり。 いつもありがとうございます^^励みになってます 2つのブログランキングに参加中 ↓ にほんブログ村 人気ブログランキングへ
by xiaokobamiki
| 2014-04-06 04:56
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