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(2) のつづきです。 このエリア、地図は こちら 9/27'06 パスー 夏の放牧場から家畜が帰ってくる日(3) Passu, Northern Area, Pakistan ヤギの帰還に阻まれてやむなく待機しちゃったけど、 ようやく設定したポイントの「雪山との際」到着^^ 景色はこんな感じ、眼下に広がる氷河。 予想通り~^^♪ 右下中心に広がってる土の山のようなのがバトゥーラ氷河。 左側に見える小さい流れは、氷河が解けた流れ。 これならもういいや。これ以上進むのをやめられる(笑)。 ここを左手に曲がりこむと、ユンズバレーっぽい。 パスーに来る旅行者が楽しむトレッキングに、 パスー氷河とバトゥーラ氷河を両方楽しむ1日コースがあるんだけど、 今回思わず来てしまったこのルート、そのトレッキングルートだ(笑)。 これ、わかりにくくて、死者やケガ人が出てるコースなんだけど、 ここまで来た限りでは、 今回私が来てるルートの方が、逆回りルートよりわかりやすいし安全だな。 これなら、根性なしで小心者の私でも、 ユンズバレー(パスー氷河とバトゥーラ氷河の間)にたどり着けそう^^ とはいっても、いつか機会があれば、だけど(笑)。 壁のようになってる斜面のさらに向こうには、 雪をかぶった山も見えてる。 リンゴを食べながら、のんびりヤクを待つ。 と、 来た来た♪ ヤク登場。 ヤギもそうだけど、ヤクも、 誰かに誘導されてるわけでもないのに、ちゃんと歩いてくるわけで、 なんてお利口さんなんだろ。エライ(笑)。 まぁ、歩きやすいところを選ぶと自然とそうなっちゃうくらい 他に歩きようがないとこではあるけど。 ヤクには、夏の放牧場での生活用具らしき荷物を背負わせてる。 飼い主によっては、 こんな感じで 額に赤い飾りを付けてたりと おめかししてもらってるヤクも。 こういうの見ると、大事にされてるんだなーと思います。 これで終わり、ということで、ヤクチームと一緒に戻ることに。 夏の放牧場には、シーズン中はずっと行きっぱなし。 子供は学校があるから行けないし、大人は畑仕事があるからやっぱり行けない。 ということで、放牧は主におばあさんの仕事らしい。 でも、おばあさんとはいっても 子供のころからこういうところを歩いてるわけで、 見た目はおばあさんでも、 足どりは私よりはるかに力強いし、ムダも疲れもない(笑)。 こうした熟練者についていくと、山道は驚くほど歩きやすいし、あんまり疲れない。 彼らのラインのとり方や足を置く場所などに従った帰路は、 実にラクで早かったです^^ ガイドなしでも行けるようなトレッキングルートでも、 こうした山を熟知してる年寄りガイドが雇えるなら、 それはとっても価値があるって、こういう機会のたびに思ってしまう。 地元の人たちの生活に入りこんで、それに身をゆだねての途上国の旅は、 タイムマシンで過去に行くのとおんなじだって自分の中では思ってます。 僻地に行けば行くほど、昔に遡る。 かつてのシルクロードもキャラバン隊も、こんなだったんだろうな。 平地までやってきました。 村まではまだまだあるけど、立ち木のあたりに村人たちが出迎えに来てて ここで、ヤクは各持ち主に引き取られて戻っていきます。 ヤギは各家庭で冬を過ごすけど、 ヤクはまた集められて、フンザ川の向こう岸の冬の放牧場で放牧されるそう。 パスーに来てまだ1週間経ってないけど、 秋は、休むことなく日ごとに深まってて、一気に通り過ぎていく気配。 出迎えに来てた子供たちを乗せて村に戻るトラック。日本からの中古トラックです。 日本人が捨てた日本製機械は、途上国で大活躍。第2の人生を送ってます^^ 「使えるものを捨てる」 ってネガティブな捉え方をされがちだけど、 丁寧に使われてた丈夫な製品が「まだ使える」状態で捨てられるおかげで、 私たちの知らない所で、みんなの役に立って頼りにされてます。 人々の揺るぎない親日感情を育む、安価で効果絶大な親善大使でもあります(笑)。 家畜と一緒に村に行こうって思ってたけど、もう夕暮れ。 KKHに出たころには、すっかり日がかげってました。 日が翳ったカラコルム・ハイウェイとトポップダン峰6106m ちなみにトポップダン峰はパキスタンでは120番目に高い山。 6千メートル超といえど、高いお山いっぱいのパキスタンではこの順位(笑)。 夏の放牧場から村人が家畜を連れて戻ってくると、 村では、日没の礼拝のあと祝宴となります。 放牧からの帰還を祝い、その労をねぎらうと共に、 この日は丸1日、冬の訪れを前にした、村のお祭りでもあるように思いました。 おわり 夏の放牧場から家畜が帰ってくる日(1) パキスタン・パスー村 夏の放牧場から家畜が帰ってくる日(2) パキスタン・パスー村
by xiaokobamiki
| 2007-10-18 02:42
| L パスーPasu と周辺
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