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村の家々の中はこんな感じになってます。 家の中、部屋は基本的に1部屋だけ。 真ん中にストーブが置いてあって、 ここが、応接間 兼 調理場 兼 食堂 兼 寝室 になります。 家の中心であるこの部屋は、土間よりも1段高くなっています。 中央に炉(今はストーブ)があり、その周りは土間、が古い形のようです。 人が座る炉周りの土間には、 コの字型に布や絨毯が敷かれていますが、靴のままの生活です。 もう少し進歩(?)した家庭になると、 部屋全体に絨毯が敷きつめられていますが、 靴を脱ぐor脱がないは適当で、普通に靴で上がってます。 さらにもう少し進歩(?)した家庭になると、 部屋全体に絨毯を敷きつめ土足禁になり、 土間と部屋が峻別して扱われます。 部屋の奥は台所兼食器棚。 この家では、更に1段高くなっています。 天井は、明り取りと換気を兼ねて、開いた造りになっています。 最近は、天井には、開閉できるガラス窓をはめ込んでたり、 部屋から開閉操作できる紐をつけた即席の透明ビニールシートを備えていたりしますが、 雨が吹き込んできても、みんなあんまり気にしないことや、 ここをふさぐと部屋は真っ暗になってしまうことなどから、 元来は開きっぱなしスタイルのようです。 (雨や雪がひどい場合は、さすがに屋根に上ってふさいだんじゃないかと思いますが) ちなみに、パオなどの遊牧民の移動式テントでも、やっぱり天井は開いてます。 天井の開いた部分には、木を組み合わせた装飾が施されてます。 また、写真の家は古いため、木材には装飾目的で模様を入れています。 ストーブは、こんな感じです。 ひょうたん型で、上に開閉ができる穴が2つ開いていて、 写真のように鍋をそこに載せて調理します(使わないときはフタを閉めます)。 台所 兼 食器棚 は、部屋の壁を利用してしつらえます(写真のように)が、 ストーブは、普通は、壁から離れた部屋の中央付近にあります。 台所が、部屋の隣に別室で造られている家もありますが、 それらはどれも古い家ではないので、元来は1部屋に全部、のようです。 こちらは、別の古い家。 部屋の真ん中から隅のほうを撮ったもの。 天井・壁・柱一面に、装飾が施されています。 装飾の模様の一例。 こちらはまた別の古い家。 柱には飾りもついています。 柱自体にも、 このような彫刻が施されています。 これら家の造りは、 カラコルムハイウェイ沿いのフンザエリアでも、スタイルはおんなじですが、 1つだけ、フンザエリアの家では今までのところ、お目にかかってないものがありました。 それがベッド。 このエリアの古い家では、四角い部屋の1面は台所、 反対側の1面は土間から部屋への入り口、 で、他の2面は、寝るための台が木でしつらえられていました。 写真は、土間のほうから部屋を撮ったもの。 ↑ 柱と板の向こう側が部屋。 左奥、カラフルな縦縞模様が見えるところが寝台。 フンザエリアでは、写真↑のように寝台はしつらえず、 炉の周りより1段高くして絨毯を敷きつめ、全体をゴロ寝スタイルで寝室として使います。 ちょっとわかりにくい写真ですが、 柱が立ってるところは、ストーブのあるところより1段高くなってます。 長年にわたって、 煮炊きに暖に、と毎日木を燃やし続けてきた家は、 いぶされて、木材は黒くなり、 部屋は独特のとてもいいにおいがしていて、 入るとホッとします。 つづきはこちら パンダールを散策(3)チャイ (パキスタン) 最初はこちら パンダール (パキスタン) このエリア、地図は こちら 、 パンダールは、ギルギット-ヤシンのライン上もう少しアフガン寄りに位置する村です。
by xiaokobamiki
| 2008-01-28 01:40
| '06秋_Pakistan パキスタン
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