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珍しく、パンを作ってみました。 珍しく、というよりは、パンにするぞ!の目的を持って作るの初めて (以前一度、試しにやってヘンなもの作ってます・笑)。 イースト菌はないし、買ってきてもどうせ使い切らないだろうし、 発酵ってめんどくさそうだし、どうせ作ってもうまくいかないだろうし、 買ってるパンに特に大きな不満もないし、 本格的なことが私にできるわけがないし、 などなど、 これまで、「やってみよう」の気も起きたことがなかったのですが、 ちょっとひらめくものがあったので、実験!となりました。 事の起こりは、1週間以上前。 パン→小麦粉を発酵 ヨーグルト→牛乳を発酵 …ってことは、 ヨーグルトを使うとイーストが作れるんじゃないだろうか? と、ひらめき、実験開始。 発酵自体は、オーブンやコタツなしで冬場にヨーグルトを作る個人的工夫を応用。 パキスタンの田舎で、あまりに簡単にパンができるのを知ったこととあわせて、 かつて持っていたパン作りへの敷居の高さがなくなってました。 この時点で、うまくいくと思っていないので、 捨てることになるだろうことを考え、もったいないから少量で実験。 ヨーグルトとその上澄み液と薄力粉を合わせてかき混ぜて、 発酵環境に放置。 うまくいくと思ってないのが、薄力粉を使うところに出ちゃったりしてます(笑)。 翌日チェック。 うーん…よくわかんない… ( ↑パン作り経験なし。イーストを実際見たこともないw) 劇的変化を期待してもう1日。 うーん…よくわかんない… 捨てちゃおっかな、と思いましたが、 においをかいで見ると、臭気はなく、捨てる踏ん切りもつかず。 とりあえず、冷蔵庫にしまって考えることに。 数日経過。 その間、冷蔵庫を開けるたびに、 捨てなきゃな… と思い、閉めていました。 数日後、 よし、捨てよっと。 と、一念発起。 でも、手に取って、ラップをはずしてみると、 相変わらずそれは、変化なし。臭気なし。カビなし。 ・・・・・・・。 もしこれがイーストになってた場合、小麦粉混ぜると膨らむよね… 一応やってみるか… それでダメだったら捨てよう。うん。 一応いろんな栄養が入ってるからなんかの成分が作用するんじゃないか と、全粒粉を入れて、再度発酵環境へ。 翌日、 2倍くらいに膨らんでる図を期待してチェックするも、変化なし… さらに放置。変化なし… 全粒粉を使ってしまってるので、今度は早々あきらめられない私。 生地を入れたボウルにかけてあるラップには水滴がついてるのに、 生地の表面は、触ってみればサラサラ。 やっぱ表面が乾いてちゃダメだよね。 と、今度は濡れフキンを生地にかけて、再度発酵続行。 全粒粉を登場させたからには、そう簡単には捨てられません。 翌日、やっぱり膨らんでない。 あーあ。 ガッカリしながら濡れフキンをはずしてみると、 生地の一部がフキンに引っかかって引っ張られ、 見ると、生地内部には気泡がいっぱいの雰囲気! 生地も生温かくてホワホワやわらか。 気がつかなかったけど、順調だったんだ… さっそく生地をいじくり回してみる。 意外な展開に、喜びはすぐには沸かず、観察一辺倒。 なんせ経験ないもんだから、 パン作りが一般的にどんな様子で進行するのか、その基本が全然わかってない私。 イーストの作用で膨らむってのは、 目で見てすぐわかるくらいの変化と決め付けてましたが、 よく考えたら、私がやってるのはイースト菌ではなくヨーグルト。 膨らみが弱いのかもしれない、時間がかかるのかもしれない、 と、思い始めた次第です。 で、ここでようやく、パンを作るぞ!となったのでした(笑)。 この連休中は、そういうことで、 この生地を元にして、粉を混ぜて、発酵させて、を1日単位で行い、 本日第一号を焼き上げました^^ でもこれ、発酵させすぎたようです。 腐る直前だったみたいで(おいおい、ですがw)、食べた後に嫌な後味が残りました(泣)。 これはこれで早々口にできる味じゃないので、まぁネガティブないい経験です(笑)。 個人的には、 中はモチッ皮はパリッ、としたブールをイメージしてがんばりましたが、かなり程遠く、 うまくいってたとしても、酸味あるドイツ系のパンになりそうです(笑)。 パンとしては失敗でしたが、 もう少し、このヨーグルトを使ったパンを時々試行錯誤してみようとは思ってます。 後日談 失敗パンのその後
by xiaokobamiki
| 2008-02-12 01:25
| 日々いろいろ
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